名作絵本 楽しんで 休憩施設に新たな魅力 前橋・るなぱあく

上毛新聞
2017年12月18日

前橋市中央児童遊園「るなぱあく」に16日、絵本を楽しめる屋内スペース「えほんのすみか」が登場した。木製の本棚とベンチが設置され、初日から友達同士で本を読んだり、親が子どもに読み聞かせたりする姿がみられた。無料で自由に出入りができ、園の新たな魅力として定着しそうだ。
新たなスペースは、園中央部にあるコンテナの休憩施設「New Yard」の一角に開設した。長く読まれ続けている名作を中心に、親子で楽しめる約50冊をそろえた。
同日夜にオープニングレセプションが開かれ、100人近い親子連れにお披露目された。子どもたちは早速、本棚からお気に入りの1冊を見つけ、ベンチで読みふけった。
3児の父親で、2カ月に1度は来園するという安岡秀敏さん(37)=同市=は「小さい子は1人で乗れない遊具もあるので、屋内で遊べるのはいい」と歓迎。小さな子どもを膝の上に乗せて絵本を広げた。
本棚などは工務店のエアムーブ住宅(同市)の大工が手作りし、地域貢献活動の一環で寄付した。深川修社長は「本を読んで心豊かな子どもに育ってほしい。絵本は定期的に増やしたい」と話す。
同園は2016年度の遊具の利用者数が、1954年の開園以降で最多を更新した。開設からちょうど1年になる「New Yard」は休憩施設とおむすびなどの軽食販売を兼ねており、親子連れの人気となっている。
井階渉副園長は新たな魅力が加わったことに「遊具だけでない、園の違った楽しみ方ができる。親子のコミュニケーションの場にしてほしい」と期待を込めた。

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