日光の国民宿舎「かじか荘」来月1日再開 改修完了、自然と調和

下野新聞
2017年9月27日

 【日光】老朽化のため昨冬から全面改修されていた市営「国民宿舎かじか荘」の工事が完了し、10月1日にリニューアルオープンする。営業開始から50年の節目を迎えた今年、耐震補強した上で内外装を一新し、新たな一歩を踏み出す。9月1日から宿泊受け付けも始まったが、25日までに128件664人の予約が入り、前評判は上々だ。

 改修された建物は、周囲の自然との調和を目指したモダンな外観で、内部は市産木材を使用して落ち着いた雰囲気となった。温泉の内湯は広げ、庚申川渓谷の眺望を間近で楽しめるよう浴槽を窓際へ移した。

 これまで和室19室だった客室は17室とし、新たに洋室も導入。洋室シングル(約10平方メートル)から定員5人の和洋室(約34平方メートル)までの4タイプをそろえ、幅広い客層に対応する。

 宿泊料は大人1泊2食で税込み1万2570円(平日)。従来より約4千円アップとなり、市議会では新料金についての議論もあった。そのため市は、「今後の指定管理者への移行やサービス充実を踏まえ柔軟に対応していきたい」としている。

 日帰り入浴は市外在住者の大人で税込み610円(市民は300円)。

 10月1日はオープン式典の後、午後2~8時に来館者全員の入浴料を無料とする。斎藤文夫(さいとうふみお)市長は「地域の重要な観光資源。運営業者と一体となって大きく育てたい」と話している。

 (問)かじか荘0288・93・3420。

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