大輪の花2年ぶりに 11万人を魅了 鹿沼

下野新聞
2017年5月28日

 【鹿沼】黒川に2年ぶりの大輪の花-。「鹿沼さつき祭り協賛 第44回花火大会」(同実行委員会、下野新聞社主催)が27日夜、市中心部を流れる黒川河川敷の朝日橋付近で行われた。来場者は夜空を色鮮やかに染める花火に大きな歓声を上げ、楽しんだ。

 茂呂の市花木センターなどで同日始まった「鹿沼さつき祭り」に花を添えるイベントで、一足早い夏の風物詩として親しまれている。2015年の関東・東北豪雨で花火の打ち上げ場所となっていた河川敷が被害を受け16年は中止となったが、今年は約11万人(大会本部発表)が訪れた。

 大会は午後7時のスターマインで始まり、3号連発や大型スターマインなどが約1時間半にわたり打ち上げられた。今回は市の「いちご市」宣言にちなんだ花火も登場、イチゴの形をした花火が夜空に浮かび上がった。

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