アリーナで水戸活性化 B2ロボッツ 今秋開設 

茨城新聞
2017年5月15日

バスケットボール男子のBリーグ2部(B2)の茨城ロボッツを運営する茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント(水戸市、山谷拓志社長)は、9月にも同市の中心市街地にアリーナを備えたスポーツ施設を開設する。14日までに、茨城新聞社の取材で分かった。選手の練習拠点とするほか、時間貸しやイベント利用なども想定し、スポーツを通したまちのにぎわい創出を目指す。
スポーツ施設は同市南町3丁目の旧ユニー跡地に、5年間の限定で設置。今月下旬にも着工する。同所は1993年に商業施設のユニーが撤退して以降、更地となり、イベント会場や駐車場として利用されてきた。新たな施設の開設で中心市街地の活性化が期待される。

バスケットボールコート1面分のテント型アリーナを核施設に、シャワー室や更衣室を備えた管理棟、事務棟を整備。ダンススタジオとカフェを併設するとともに、芝生敷きの約千平方メートルの広場も整備予定だ。アリーナ以外の施設は基礎工事の不要なトレーラーハウスを活用する。

カフェは関東や関西地方を中心に飲食店を展開するバルニバービ(東京)が運営する。夏場の飲料需要や周辺で8月に開かれる「水戸黄門まつり」などを見据え、施設開設に先立つ7月にも、先行オープンさせる方針。

アリーナのコート床面はプラスチックかゴム製を予定。体育館の木製コートとは異なるほか、客席も設けないことから公式試合は行わず、主に選手の練習や学生向けスクールなどに活用する。選手が練習する様子は市民にも開放し、チームや選手と触れ合う場としても提供していく考え。

茨城ロボッツは水戸とつくば両市で小中高生向けのバスケットボール教室を展開している。ただ、水戸市内では会場の確保が難しいため、「需要に応えられずに待機生徒も多い」(山谷社長)状況にある。新施設の開設により教室数を増やし、将来的にはユースチーム創設も視野に入れている。

施設開設の総事業費は約1億円を見込む。同所は約5740平方メートルで、住友不動産が所有している。茨城ロボッツは今月中にも、水戸市なども含めた協定を交わし、土地の賃貸契約を結ぶ見通し。

山谷社長は「まちなかに人を集めるコンテンツの一つとして機能させる。スポーツを通したまちづくりを進め、地元とチームの相乗効果を生み出したい」としている。

同所ではユニー閉店後、2006年に住友不動産が土地を取得。09年には市が一部を無償で借り受け、南町自由広場と銘打ちイベント会場などとして利用を進めている。

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