国体でガマ口上 再び 筑波山周辺 高まる機運

茨城新聞
2017年4月3日

筑波山の名物といえば、ガマの油売り口上。2013年には、つくば市が創設した市認定地域文化財制度の無形民俗文化財にも認定され、筑波山では年間通じて毎週土、日曜日に筑波山ガマ口上保存会(大久保勝弘会長)のメンバーが「さあさあ、お立ち合い-」と名調子を披露している。同保存会では、おなじみの口上を、2年後に控える19年開催の茨城国体でも披露したいと意欲を見せている。同会の大久保会長は「茨城国体の会場でガマ口上を披露するのは、われわれの夢」と語る。

ガマ口上は、1974年に開催された前回の茨城国体でも披露されている。笠松運動公園で開かれた開会式の会場で、18代永井兵助(ひょうすけ)・岡野寛人(ひろんど)氏が名調子を響かせた。11年に名人位・第20代永井兵助を襲名した金野龍一さん(つくば市倉掛)も茨城国体に向けて「保存会の会員と一緒に、ぜひ今度の国体でも披露したい」と意欲を話す。

同保存会は結成から約18年で、現在の会員は101人。筑波山での毎週土、日曜の口上、年数回開く口上の講座、8月の筑波山ガマまつり、まつりつくばでの口上披露などのほか、全国各地を訪れ、筑波山の伝統芸能を広めている。3月20日まで開催された筑波山梅まつり期間中の会場でも、会員による口上が毎日披露された。

昨年9月には「筑波山地域ジオパーク」が日本ジオパークの認定を受けた。地域を学びながら観光する「ジオツアー」などにより、筑波山にも観光客増加の効果が期待できる。大久保会長は「ジオパークの取り組みにも全面的に協力する。要望があるなら、ジオツアーの中にガマの油売り口上を組み込んでもらいたい」と、さらなる普及に前向きだ。

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