にぎわう駅前創出へ 大型商業施設「水戸オーパ」開業前に内覧会

茨城新聞
2017年3月18日

JR水戸駅南口の商業ビル「水戸サウスタワー」に大型商業施設「水戸オーパ」が開業するのを前に、運営するオーパ(千葉市)は17日、報道関係者向けの内覧会を開いた。衣料や雑貨、カフェなど県内初出店となる12店舗を含む61店舗が入居。幅広い世代をターゲットに集客を見込み、駅前のにぎわい創出につなげる。開業は18日。

同ビルは地上12階建て、延べ床面積は約2万5500平方メートル。約2年間空きテナントだった3~9階部分に新たな専門店を出店する。中でも、人気アニメ「キン肉マン」や「ガールズ&パンツァー」のグッズ店、大型モニターを備えた「スポーツバー」など、エンターテインメント性も高めた。専門店の営業時間は午前10時半~午後8時。

同店の笠井隆徳館長は「家族連れが時間やコトの消費を楽しめるのが施設の特長。オープン後は周辺の商業施設とも連携し、魅力ある駅前づくりを展開していきたい」と話し、地域の活性化にも意欲を示した。

オーパは今秋、群馬県高崎市にも新たに出店する予定。これまでの都市部出店の戦略から「水戸への出店を皮切りに、地方の中核都市への出店を強化していく」(同社コントロール部)方針だ。 

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