重文民家の活用探る 彦部家住宅でフォーラム

上毛新聞
2016年11月28日

第1回東日本重文民家フォーラムが25日、桐生市広沢町の国指定重要文化財(重文)、彦部家住宅で開かれた。重文民家の所有者ら30人が参加し、保存管理の課題と、より良い活用方法を探った。
事例報告では彦部家住宅館長の彦部篤夫さんが歴史や運営状況を説明し「無理のない範囲で、協力者を募って公開と活用を考えるのがよい。地域住民が集う文化サロンが理想的な姿」と話した。
パネルディスカッションでは、重文民家の所有者らが「庭の管理に年間500万円かかるが、入場料収入は40万円程度」「別のテナントの収益で穴埋めしている」などと述べ、重文保存の苦悩を語った。
フォーラムはNPO法人「全国重文民家の集い」と彦部家住宅の支援組織「鳳純会」が共催した。
彦部家住宅では26日に読み聞かせ「遠野の語り」、27日に桐生市民合唱団のコンサートが開かれる。ともに午前10時半と、午後1時半の2回公演。
入館料500円。問い合わせは同家(0277・52・6596)へ。

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