関東最大級の城門復元 高崎の箕輪城跡 

上毛新聞
2016年11月23日
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国指定史跡、箕輪城跡(高崎市箕郷町)で市教委が復元工事を進めていた郭馬出西虎口門(かくうまだしにしこぐちもん)が完成し=写真、報道機関向けの内覧会が21日開かれた。箕輪城の最後の城主、井伊直政の時代(1590~98年)に使われていた城門で、別の城門や土塁の復元も計画されている。23日午後0時半から一般公開される。
完成したのは、幅5・73メートル、奥行き3・48メートル、高さ6・48メートルの2階建ての櫓門(やぐらもん)。ケヤキや松などを用いて伝統的な工法で造った。市教委によると、国史跡で戦国時代の城門を復元するのは全国6例目で、この櫓門が最も大きいという。
発掘調査で確認された礎石や、各地に現存する同じ時代の城門から当時の姿を検討し、2014年度に工事に着手した。郭馬出西虎口門は、規模が確認されている戦国時代の関東の城門では最大規模。城の南側から本丸へ向かう二つの道が交わる位置にあり、防御上、極めて重要な場所だったと考えられている。
市教委は本丸西側にあった城門(本丸西虎口門)や本丸を囲む土塁の復元も計画しており、来年度以降に着工する予定。
箕輪城は、長野氏が1500年ごろに築城した。66年に武田信玄により落城した後は、武田、織田、北条、徳川の各氏があるじとなり、98年に井伊直政が高崎に城を移して廃城となった。城跡は1987年、国史跡に指定され、2006年に日本100名城に選ばれた。
直政は来年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、主人公、井伊直虎の養子として登場する。

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