秋彩る文化の祭典 茨城県芸術祭開幕

茨城新聞
2016年10月9日

茨城の秋を彩る文化の祭典「2016年度県芸術祭」が8日、水戸市千波町の県近代美術館で開幕した。来年1月22日まで、県内8市町村を会場に美術や音楽、文学など7部門で、県民の芸術文化活動の成果が披露される。主催は県、県教委、茨城文化団体連合、いばらき文化振興財団、県教育財団、茨城新聞社。

1966年から半世紀続く県芸術祭は、今年で51回目を迎える。開会式で、橋本昌知事は「大勢の人たちに見ていただき、(参加者は)見てもらえることを自分の心の糧にしながら、さらなる一歩、前進をしていただけたら」とあいさつ。

今年は、能楽大会や合唱演奏会などに小中大学生が参加。茶会では高校生が親しめる機会を設けている。同芸術祭の人見實徳会長は「若い人々の芸術祭参加は、これからの県内芸術活動の力になると期待している」と述べた。

この後、代表者によるテープカットが行われ、同芸術祭の中心催事の美術展覧会が開幕した。

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