《上州真田》秋の発表会へ練習励む 「六文銭」法被で吟詠 前橋 

上毛新聞
2016年4月29日

ㅤ県内も舞台となるNHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせて地域活性に一役買おうと、前橋市の岳心流吟詠の温優岳心会(岩崎優心会長)は、高校生までの 少年部向けに、真田氏の家紋「六文銭」をデザインした法被を作った。9月の沼田市、10月の前橋市の発表会に向け練習に励んでいる。
ㅤ子どもたちは週1回、同市天川大島町の教室で練習している。16日に長野県上田市で開かれた詩吟の発表会にもそろいの法被で出場し、「白虎隊」や「少女決死隊」を朗々と吟じた。
ㅤ岩崎会長は「みんな休まず通って一生懸命声を出している。秋の発表会を楽しみにしてほしい」と話している。
ㅤ同会は歌謡曲と詩吟を組み合わせた歌謡吟詠などに取り組んでおり、子どもたちの愛好者を増やし底辺拡大を図ろうと指導に力を入れている。