著名奏者が若者指導 国際音楽アカデミー開幕 笠間
茨城新聞
2016年3月22日
国際的に活躍する音楽家らが笠間市に集まり、指導や演奏を行う「第12回かさま国際音楽アカデミー」(同実行委員会、市主催)が21日、開幕した。会期は28日まで。
著名なバイオリン奏者を数多く育てているザハール・ブロン氏、桐朋学園大特任教授で同アカデミー音楽監督の辰巳明子氏など、8人が講師を務める。県内外の25歳以下の受講生約60人がバイオリンやピアノの個人指導を受ける。
同市平町の県教育研修センターで、初日から公開レッスンが行われ、熱のこもった指導が繰り広げられた。
同アカデミーは、フランスのクールシュヴェールで開催されていた「夏季国際音楽アカデミー」の日本版として、2005年から始まった。
会期中、ザハール氏のバイオリン・リサイタル(24日)、青柳晋氏のピアノ・リサイタル(25日)ほか、選抜された受講生らのコンサート(28日)、無料の街角演奏会や音楽講座などが市内各地で開かれる。問い合わせは同センター内アカデミー事務局(電)0296(78)5653。
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