“急加速”の春 誘われ梅満開 佐野の朝日森天満宮

下野新聞
2022年3月15日

 【佐野】天神町の朝日森天満宮で梅の花が満開となり、春の訪れを告げている。社殿に向かう約100メートルの参道に植えられた白梅や紅梅は計約100本。快晴となった14日は、風にあおられて梅の香りや花びらが参道に舞っていた。

 永沢宏昭(ながさわひろあき)宮司(52)は「今年は開花が例年より10日ほど遅かったが、最近の暖かさで一気に花開いた。天気にもよるが、今週末ごろまで楽しめそうだ」と話していた。

 同神社は佐野高に隣接し、学問の神様である菅原道真(すがわらのみちざね)を祭っている。午後5~9時は参道に並ぶ赤い灯籠のライトアップも行っており、夜も花見ができるという。