コウノトリ生態知ろう 小山の交流館で企画展
下野新聞
2021年8月6日
【小山】国の特別天然記念物コウノトリの生態を子ども向けにやさしく解説した「なるほど!コウノトリ展」が、下生井の渡良瀬遊水地コウノトリ交流館で開かれている。31日まで。
遊水地周辺に生息しているコウノトリをシンボルとした環境保全の取り組みなどを、子どもたちにも親しんでもらうのが目的。コウノトリが魚やカエルなど餌を食べる写真や、パネルなどを展示している。
市によると、遊水地周辺では7月末以降、9羽のコウノトリが確認されている。今春に生まれた幼鳥2羽もまだ遊水地を離れていない。また昨年生まれた雄の「わたる」が久しぶりに「里帰り」しているという。
ただ、営巣していた遊水地内の人工巣塔に戻ることはほとんどなく、コウノトリを見つけるのは難しい。
市自然共生課の担当者は「交流館ならコウノトリのはく製もある。夏休みの自由研究の題材にしてほしい」と来場を呼び掛けている。(問)同課0285・22・9354。
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