摘んで食べて感動体験 ブルーベリー園一般開放 足利

下野新聞
2021年6月16日

 【足利】ブルーベリー狩り体験農園として2022年6月の開業準備を進めている田島町の「あしかがブルーベリー感動農園」が12日、プレオープンした。8月15日まで一般開放する。

 農園は同所、井上和之(いのうえかずゆき)さん(49)が18年3月から造成。設計会社勤めから脱サラして約6700平方メートルの田んぼを購入し、減農薬の水耕栽培で60品種、600本の木を育てている。井上さんは「感動体験できる農園へ構想を一つ一つ形にしていきたい」と話す。

 今年は豊作で、準備段階ながら初めて一般に開放した。初日の12日は、会員制交流サイト(SNS)などで情報を得た親子連れなどが来園。鈴なりの実でしなった枝から完熟の実を摘み、食べ比べを楽しんだ。

 佐野市富岡町、小学1年岡本遥菜(おかもとはるな)さん(7)は「三つずつ口に入れるとすごく甘く感じる」と笑顔を見せた。 プレオープンの開園は水曜、土日、祝日の午前9時~午後5時。中学生以上1500円、小学生と75歳以上、車いす利用者、障害者手帳持参者千円。(問)井上さん090・3067・1301。

地図を開く 近くのニュース