新酒の仕込み本格化 常陸大宮市・根本酒造

茨城新聞
2015年12月1日

 県内の酒造会社で新酒の仕込みが本格化した。 常陸大宮市山方の根本酒造(根本朗裕社長)でも、早朝から杜氏(とうじ)たちが作業に汗を流している。

 蒸した米や麹が入った仕込み用のタンクに棒を差し込み、丹念にかき混ぜるもろみ造りの作業。液体の表面にはぷつぷつと泡が浮かび、蔵の中には甘い香りが広がっていた。

 常陸大宮市出身の南部杜氏、菊池道郎さん(43)は「明日への活力になるようなお酒を届けたい」と意気込んでいる。

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