肉祭りで特別メニュー 12月末まで、古河22店舗 スタンプラリーも

茨城新聞
2020年11月2日

地元・古河産の肉を含む県産肉のPRと普及を目的に、古河市内の飲食店22店舗が参加する「第3回KOGA肉祭り」(同実行委員会主催)が、12月末まで開かれている。各店が、県ブランド牛の「常陸牛」、JA全農系の「ローズポーク」、県銘柄豚の「常陸の輝き」のいずれかを使って特別メニューを提供し、来店客に肉料理を楽しんでもらう。

これまでは、毎年7月に参加店が一堂に会してイベント形式で実施していたが、新型コロナウイルス感染症対策として今年は各店ごとに開催。同市が発行するプレミアム商品券や「テイクアウト補助事業」などを使って、来店客に「肉祭り特別メニュー」を食べてもらうことで飲食店と生産者(肥育農家)を応援する狙いもある。

こんちき(同市下辺見)の「常陸牛もつ煮」、レストランSUNROSE(中央町)の「常陸の輝きポークロースステーキ」、焼肉黒ベコ(諸川)の「ローズポークの厚切りステーキ」など独自メニューも豊富で、SUNROSEを経営する後藤隆史さんは「県内には常陸の輝きなどおいしいお肉がたくさんある。まずは多くの人に県産肉を知っていただき、観光資源につながれば」と話している。

参加店とメニューは、同実行委員会の公式フェイスブックやインスタグラム、ツイッターで紹介。スタンプラリーの台紙に「常陸の輝き」を取り扱う4店舗(SUNROSE・幸寿司・麺堂稲葉・並木会館)のうち1店舗以上を含むスタンプを3個集め、同実行委員会(古河商工会議所内)に送ると抽選で景品がもらえる。

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