水府提灯、挙式飾る ピーハピィ企画、夜の神前式 11月、常磐神社

茨城新聞
2020年10月24日

結婚プロデュース業のピーハピィ(水戸市元吉田町、山本貴広社長)は11月、同市の常磐神社で第2弾となる夜の神前式を企画する。通常、夜の挙式を受け入れない同神社で今年2月に実施した前回が好評だったことから、今回は秋の夜を伝統工芸品の「水府提灯(ちょうちん)」の明かりで演出することにした。

夜の境内を照らすのは水府提灯の老舗、鈴木茂兵衛商店(水戸市袴塚)の三日月や花のつぼみなどの形をした「すずも提灯」。挙式後には提灯の明かりの中で記念撮影が行われる。

挙式は日の入りから30分ほどで、料金は33万円(税込み)。提灯の使用料や衣装、ヘアメーク、着付け、花嫁の世話をする介添えなどが含まれる。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのカップルが結婚式を延期や中止しており、山本社長は「前回は出席者から『生涯忘れられない光景』と好評だった。新型コロナで結婚式を諦めたカップルも、神社という広いスペースで挙式を行っていただけたら」と話している。

常磐神社での夜の神前式は11月28、29日の2日間で、1日1組限定。問い合わせはピーハピィが運営する店舗「エクラ」(電)029(246)2848

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