新型コロナ収束願う ひたちなか・ほしいも神社

茨城新聞
2020年5月18日

 新型コロナウイルス感染症の早期収束を願い、ひたちなか市阿字ケ浦町の「ほしいも神社」(宮本正詞宮司)で15日、「コロナ撲滅」の祈☆(示ヘンに寿の旧字体)(きとう)会が執り行われた。照沼勝浩茨城中央ほしいも協同組合理事長、山本かほる県看護連盟会長、ひたちなか商工会議所関係者ら約30人が参列。宮本宮司の祈祷後、新型コロナウイルス流行の沈静化を願い玉串をささげた。宮本宮司は「早く平穏な暮らしが取り戻せるようにと心を込めた」などと話した。
 
 これに合わせ、医療最前線で奮闘する看護師を支援しようと、同組合から県看護連盟に干し芋2千パック(1パック100グラム入り)を寄贈、現物の引き渡しも行われた。照沼理事長は「看護師さんはご苦労されていると思う。手軽で栄養豊富な干し芋を食べて元気になってほしい」と話した。山本会長は「看護週間の中、大変うれしいプレゼントを受け取った。最前線でウイルスと闘っている看護師は緊張の日々が続いている。早く届けたい」と感謝した。
 
 干し芋は、同連盟を通じ、感染症指定医療機関など県内18の医療機関に贈られる。

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