新たな年へ厄が“サル” 藤岡・光徳寺でサルの張り子人形が準備

上毛新聞
2019年12月30日

 新たな年を迎えるのを前に、藤岡市の光徳寺(竹市文光住職)は29日、「願いがかない、厄が去る(猿)」とされる、サルの張り子人形の仕上げ作業をした。

 檀家(だんか)ら15人が張り子500体に、来年の干支(えと)となるネズミの首飾りをかけ、「家内安全」や「交通安全」と書かれた札を背中に貼り付けた=写真。張り子は1月13日に行われる「厄除猿の大祭」で販売される。1体3000円。

 同寺には日光東照宮の「眠り猫」で知られる江戸初期の名工、左甚五郎の作と伝えられる「お猿様」が祭られている。問い合わせは同寺(電話0274-22-3100)へ。