名物への道「黒から揚げ」 ラーメン、いもフライに続け 佐野市内8店で販売開始 専用名刺も作成しPR

下野新聞
2018年8月28日

 【佐野】市の地方創生事業「佐野パパプロジェクト」の活動グループ「e街(いーまち)佐野奉行所」が開発した「佐野黒から揚げ」の販売が、市内8店でスタートした。同奉行所と市は専用の名刺を作成、PRも始めた。

 ラーメン、いもフライに続く佐野の第3の名物にしようと、同奉行所が食品展示会への出展など、準備を進めてきた。レシピは市内の飲食店などに公開。「ソース味であること」「ガリッとクリスピー」「黒であること」「スパイシーであること」など、5つの条件を満たせば「佐野黒から揚げ」として販売できる。7月から8月にかけて、8店が同奉行所のお墨付きを得て、販売を始めた。

 一定の販売店がそろったとして、同奉行所などは、黒を基調とした色使いの名刺2千枚を作成。表面には、写真とキャッチコピー「ソースが香る ヤミツキ味!!」。裏面には黒から揚げの条件「御定書」の5か条と、同奉行所のフェイスブックページへのQRコードが記載されている。

 名刺は、同奉行所のメンバーや岡部正英(おかべまさひで)市長など市関係者が持ち、宣伝に活用したい考えだ。市都市ブランド推進室の担当者は「店でソースを作って独自色を出すなど盛り上がっている。各店で食べ比べてほしい」と話している。

 販売店舗は次の通り。

 居酒屋食堂なるねこ(大橋町)、楓(かえで)(同)、おやつの店ぴのや(若松町)、大衆割烹(かっぽう)三岩(同)、ジャムセッション(天神町)、麺家らっかせい(金井上町)、神谷カフェ(堀米町)、からあげ屋チキン坊(赤見町)

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