大鍋10種類 勢ぞろい 宇都宮

下野新聞
2018年3月5日

 栃木県から活力を発信するイベント「大鍋まつり」(栃木放送主催)が4日、宇都宮市新里町の道の駅うつのみやろまんちっく村で開かれた。県内外10種類のご当地鍋5300食が販売され、家族連れなどでにぎわった。

 まつりは今年で9回目。地元特産品を使った鍋料理を通じた地域活性化と東日本大震災被災地の復興支援が狙い。県内からは同市の「鬼怒の船頭鍋」や那珂川町の「八溝ししまる坦々(たんたん)鍋」、県外は茨城県北茨城市から「あんこう鍋」、宮城県気仙沼市から「気仙沼の漁師鍋」などが出店し、鍋は1杯250~300円で提供された。

 暖かな陽気に誘われ、開始前から大勢の人が来場。各店前には長蛇の列ができ、大鍋は次々と空になっていった。壬生町から家族と来た松川賢斗(まつかわけんと)君(10)は「アンコウ鍋は野菜に味が染み込んで、とてもおいしい」と笑顔で話していた。

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