かつては遊園地や地下壕も… 宇都宮市中心部の“憩いの場” 懐かしの写真など展示

下野新聞
2026年11月8日

憩いと交流の場として市民に親しまれる栃木県宇都宮市塙田5丁目の八幡山公園が来年4月、開園100年を迎える。節目を前に、園の歩みを紹介する企画展「八幡山公園100年物語~知られざる歳月の記憶」が宇都宮城址公園の清明館で開かれている。

現在までの変遷を絵はがきや写真などの資料約100点で振り返っている。12月27日まで。

八幡山公園は前身の民間公園「塩田園」を市が譲り受け、1927年に開園した。戦後は子供遊園地などの施設整備が進む一方、太平洋戦争末期に造られた特殊地下壕も残る。園の中心には、80年に建設された高さ89メートルの県都のシンボル・宇都宮タワーがそびえる。

企画展では開園当時の園内風景のほか、子供遊園地の観覧車や回転遊具「オクトパス」に乗って楽しむ子どもたち、園内を彩るサクラやツツジを眺める市民の姿を収めた写真などが並ぶ。宇都宮タワーの写真パネルも展示している。公園が整備される以前の八幡山の歴史も紹介している。

清明館の大塚雅之さん(67)は「自然と歴史が詰まった身近なスポットで、歩けば歩くほど発見がある。思い出話に花を咲かせるきっかけにしてもらえたら」と来場を呼びかけている。

午前9時~午後5時。入館無料。(問)宇都宮市文化都市推進課028-632-2768。

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