北斎描いた浮世絵妙義山をパネルで 群馬・富岡市 ビジターセンター11月3日から常設展示
上毛新聞
2026年11月1日

群馬県富岡市観光協会は26日、江戸時代に葛飾北斎が描いた妙義山の浮世絵を印刷したパネルを作り、11月3日から中腹にある市妙義ビジターセンターで常設展示すると発表した。関連したガイドツアーも計画し、妙義山の観光振興につなげていく。
浮世絵は「勝景奇覧(しょうけいきらん) 上州妙義山」。色版画を作る前に輪郭線だけを刷る「校合摺(きょうごうずり)」と呼ばれるもので、岩肌が露出した険しい山容や神社、旅人が趣深く描かれている。北斎最晩年の作とされ、ゆかりのある長野県小布施町への道中で描いた可能性があるという。
所蔵するすみだ北斎美術館(東京都)から画像データを借用した。借用期間は1年だが、更新も検討する。
同協会は浮世絵を切り口に、妙義山と妙義神社を巡るガイドツアーや日本画のワークショップといった体験型商品の開発を進める。担当者は「北斎が妙義山をどのような視点で表現したのか思いを巡らせ、江戸時代から現代へと受け継がれる妙義山の魅力を楽しんでほしい」と話した。
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