栃木県東部産「玄米珈琲」を新たなブランドに 地元の道の駅などで販売へ

下野新聞
2026年11月3日

玄米で作ったコーヒー「玄米珈琲」を町の新たなブランドにしようと、栃木県市貝町内の農家や真岡市のカフェ経営者らが取り組んでいる。

焙煎した玄米をドリップして飲むという、玄米の新しい楽しみ方を提案。企画した市貝町赤羽の玄米マイスター星有里さん(57)は「コーヒーとして玄米を飲むことで一人でも多くの人に栄養価の高い玄米の素晴らしさを伝えたい」と話している。

玄米は白米に比べビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富で健康や美容に良いとされるが、硬い食感などから食べづらいという声もある。星さんは玄米を簡単に摂取できないかと考え、知り合いだった岩村農園(市貝町田野辺)代表の岩村雄也さん(56)に相談した。

岩村さんは友人の真岡市八木岡、「真岡珈琲」代表の蒲谷英和さん(62)らと玄米のコーヒーを作ることを決め、昨年から約1年かけて完成させた。

玄米は岩村さんが約3ヘクタールの田んぼで作る減農薬のコシヒカリで、蒲谷さんが店で約10時間かけて焙煎した。

「玄米珈琲」はコーヒー豆チップで燻製し香ばしく奥行きのある味で、玄米100%ノンカフェインの「燻(いぶし)」と、コーヒーのコクに焙煎玄米の香ばしさがある玄米20%・コーヒー豆80%の「琥珀(こはく)」の2種類。

蒲谷さんは「燻は夜やカフェインを控えたい人に。琥珀は新しいコーヒーを楽しみたい人にお薦め」と話す。

市貝町市塙の道の駅サシバの里いちかいで行った試飲会では「飲みやすい」「甘みがあっておいしい」と好評だった。「玄米珈琲」は今後、道の駅サシバの里いちかいや芳賀郡の道の駅などでも販売していく予定という。

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