さまざまな柄 オモト鉢100点 茨城・潮来で展覧会 4日まで

茨城新聞
2026年7月3日

古典園芸植物として親しまれるオモトの鉢に着目した「春光園万年青(おもと)鉢展」が、茨城県潮来市潮来の水郷旧家磯山邸で開かれている。日本画や現代アートなど、幅広い分野の作家が手がけた作品約100点が並ぶ。同展は4日まで。

オモト鉢は縦長で縁が広く、三つ足「鼎(かなえ)」の形状が特徴。同展では、さまざまな分野で活躍する作家が制作した作品を展示している。日本画家の栗原由子さんは、山や泉などの風景を情緒豊かに描き、現代アート作家の猪本大介さんは言葉や色彩を幾重にも重ねた作品を仕上げた。主流の和柄や、明治から昭和にかけて流行した鉢も並べ、鉢を巡る時代の変遷を感じ取ることができる。

同市日の出のオモト専門店「春光園」の酒井宏幸代表(31)が企画。伝統の鉢と現代の文化の融合に取り組み、新たな可能性を広げている。酒井代表は「鉢としてもアートとしても楽しめるので、多くの人に見てもらいたい」と話している。

時間は午前9時~午後5時(最終日は同4時)。