手すきの和紙に岩絵の具 結城の北島さん日本画展 30日まで 茨城
茨城新聞
2026年6月26日

茨城県結城市在住で近代日本美術協会の会友、北島清子さん(86)の日本画展が同市結城の結城蔵美館で開かれている。風景画や人物画計20点が並ぶ。北島さんは「描きたいものに出合えた時が一番幸せ」と話す。同展は30日まで。
作品は手すきの和紙に膠(にかわ)で溶かした岩絵の具を用いて描く。岩絵の具は普通の絵の具とは異なり、混色ができないのが特徴という。日本画の伝統を守りながら、旅行先で出合った風景や家族との思い出を丁寧に描いている。
子どもの頃から漫画を描くのが好きだったという北島さんは、約45年前に同市が開催する日本画講座に参加。その後、当時の講座仲間と一緒に「結城日本画クラブ」を立ち上げ、会長職を10年間にわたり務めた。2025年には、同県日立市宮田町の市かみね動物園で見た象に感動して描いた作品「若象」が、わくわく美術展日本画の部で県知事賞に輝いた。
同館を訪れた結城市在住の主婦(60)は「細かい配慮で描かれている」と、精緻な作品に魅了されていた。
展示は午前9時~午後5時(最終日は正午)まで。同館(電)0296(54)5123。
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