「訪れた人が笑顔になる店に」 群馬県庁などのレストランで腕を磨いた料理人、独立の夢かなえ群馬・高崎市でオープン

群馬県庁や前橋テルサ(群馬・前橋市)などのレストランで腕を磨いた料理人が、群馬県高崎市大沢町に「リストランテ シオン」を開業した。イタリアンをベースにした彩り豊かな料理が持ち味で、「訪れた人が笑顔になってもらえる店にしたい」と日々奮闘する。
関越道高崎インターチェンジ(IC)から車で北東におよそ3分。市道沿いに2月オープンしたシオンは、オーナーシェフの栗原忍さん(45)と妻の朋美さん(43)が切り盛りする店だ。
ランチは隔週でメニューを変える6種のパスタ(1800円)や、メイン料理に県産銘柄豚や赤城鶏などを使ったハーフコース(4千円)が人気。ディナーはコース以外の単品も豊富だ。
栗原さんが料理と出合ったのは、ファミリーレストランでアルバイトを始めた20歳の頃。働きながら調理師免許を取得し、23歳でレストランスワン(前橋市)に入社した。先輩料理人から技術を学ぶ中で、理想の一皿を追求する奥深さに気付いていったという。
同社時代は、県庁31階のレストラン「ヴォレ・シーニュ」や結婚式場のアルバート邸(同市)で腕を磨き、前橋テルサのイタリアンレストランではシェフ(料理長)を務めた。
独立の夢をかなえようと2021年に退社。派遣社員として働きながら出店先を探したが、立地や賃料など条件が合う物件はなかなか見付からなかった。かつて、そば店として使われていた現在の店舗を見つけたのは25年9月。和風だった造りを改装し、カウンターとテーブル計35席の落ち着いた空間に一新した。
多くのスタッフとの共同作業だったスワン時代と比べ、現在は1人で全ての調理を担う大変さもある。それでも「お客さんからの『おいしい』という言葉が励みになり、毎日が充実している」。地域に根ざしたレストランとして育てていくつもりだ。
火曜定休。不定期で休むことがありインスタグラムで発信する。問い合わせは同店(電話027・386・8369)へ。
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