校庭使い広々キャンプ 茨城・河内の旧生板小 テント泊やたき火魅力 毎月第3土日営業

茨城新聞
2026年5月28日

茨城県河内町は5月、2018年に閉校した同町生板の旧生板小の校庭をキャンプ場として活用する取り組みを始めた。広々とした場所でテント泊やたき火などが楽しめ、学校ならではのロケーションも特徴。原則、毎月第3土・日曜に営業する予定だ。

キャンプ場名は「旧まないた小学校キャンプ場」。同町長竿の町産業観光交流拠点施設「かわち夢楽(むら)」が運営する。

校庭は平らで岩などの障害物がなく、水はけが良いため、安全に使える利点があるという。敷地内の流し場、校舎のトイレを使用でき、利用者は校舎内の見学も可能。キャンプ道具は持ち込みで、レンタルも検討している。

基本料金は1サイト1000円で、加えて1人当たりの利用料が1000円(日帰りは300円)。キャンプ場ホームページに営業日を掲載し、LINE(ライン)で予約を受け付ける。

町から「地域活性化起業人」を委嘱され、今回のキャンプ事業を担当する岩本典夫さん(60)は「河内町には有名な観光名所や目を引く施設はないが、新鮮な野菜や田園風景があり、ゆっくりと過ごせる場所。キャンプを通じて町のファンをつくっていきたい」と意気込む。

初日の16日には町外から4組が訪れ、家族でキャンプ飯を楽しみ、子どもたちは広い校庭を走り回った。

友人や家族と利用した同県龍ケ崎市の会社員、皆川大志さん(31)は「学校のロケーションが良い。開放感があり楽しめる」と高評価。同市の会社員、富井智也さん(31)は「子ども連れでも安心して利用できる。次回以降も来たい」と笑顔で話した。