実は食卓でおなじみの野菜の仲間です 栃木県内で「葉牡丹」の収穫が最盛期

下野新聞
2025年12月18日

クリスマスや正月飾りに使用される葉ボタンの収穫・出荷作業が、栃木県高根沢町平田の「きむら花園」で最盛期を迎えている。

葉ボタンはキャベツを改良した観葉植物。きむら花園では葉の中心部が白い品種「晴姿(はれすがた)」を約10aのハウスで栽培している。

16日も木村一喜代表(74)が、約70cmの高さに育った葉ボタンを丁寧に収穫。ピンクや赤、青などの着色料に茎を浸していった。最短2時間で鮮やかに染まり、1日当たり約700~800本の色付け作業を行っていく。

県内の直売所のほか、北関東や東北地方の市場にも出荷され、作業はあと10日ほど続く。

木村代表は「今年は順調に育ってくれた。きれいな葉ボタンを見ながら、笑顔で年末年始を過ごしてほしい」と話した。

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