《秋さんぽ》古寺の山門覆う赤 桜川・薬王寺 茨城
茨城新聞
2025年11月22日

茨城県桜川市青木の薬王寺(寂室純敬住職)で紅葉が見頃を迎え、色づいたモミジが山門や境内を鮮やかな赤で覆っている。
808年の創建とされる。1918年に完成した山門は、江戸時代の農政家である二宮尊徳が、水不足に見舞われた旧青木村復興のため、桜川に築いた青木堰(ぜき)で使われていたケヤキを用いて建てられている。
境内には大小100本以上のモミジがあり、中には樹齢400年以上の古木もある。朝晩の冷え込みの影響で例年より約1週間早く見頃となり、来月上旬まで楽しめるという。
千葉県我孫子市から訪れたパート従業員、荻野裕紀子さん(65)は「山門とモミジの組み合わせに趣を感じる」と話した。
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