栃木県佐野市の川沿いでヒガンバナ見頃 のどかな山間とのコントラスト鮮やか

下野新聞
2025年10月1日

見頃を迎えたヒガンバナが、栃木県佐野市北部の仙波町内を流れる仙波川沿いの土手を真っ赤に染め上げている。

「古里の秋の目玉になれば」と、野部利司さん(87)らが20年以上前に植え、手塩にかけて育てている。その数は1万株にも及ぶという。

のどかな山間に群生するヒガンバナが、燃え上がるように咲き誇っている。野部さんによると、10月上旬ごろまで深紅の花を楽しめるという。

市内から訪れた夫婦は「こんな美しい景色を見られるようにしてくれて、(野部さんたちには)感謝の言葉しかないですね」と話していた。

⇒群馬・伊勢崎の「早川淵彼岸花の里」でヒガンバナ見頃

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