両岸にヒガンバナ 「赤いじゅうたん」 常陸太田・源氏川 茨城
茨城新聞
2025年9月29日

茨城県常陸太田市新宿町の源氏川の両岸で、ヒガンバナが見頃を迎えている。川岸には幅約700メートルにわたって赤いじゅうたんのような花が咲き誇り、訪れた人々が川岸を散歩したり、撮影したりして楽しんでいる。
ヒガンバナは市内の「源氏川の彼岸花(ひがんばな)を保存する会」(笠原政雄会長)が毎年4月から定期的な除草作業などを通して管理している。今年は猛暑の影響で開花が1週間ほど遅れたという。
鑑賞会が10月5日まで開かれており、同会副会長の松本弘明さんは「遊歩道を整備し、ベンチも設置した。多くの人に見てもらえれば活動の励みにもなる」と来場を呼びかけている。