栃木県日光市で育ったオリジナル品種 濃い青紫色が特徴的な「日光みやび」の出荷始まる

下野新聞
2025年6月8日

栃木県日光市内の園芸農家で日光産リンドウ「日光みやび」が出荷シーズンを迎えている。

JAかみつが日光花き部会りんどう研究会のオリジナル品種。寒暖差のある気候を生かし、清涼感のある葉と濃い青紫色の花が特徴だという。例年並みの先月中旬に出荷が始まった。

5日は日光市森友の日光営農経済センターに計8260本が持ち込まれ、茎の曲がりや花の付き方などを確認する目ぞろえ会が開かれた。首都圏や東北地方などに出荷され、最盛期は7月。8月上旬まで作業が続けられる。

研究会の福田隆夫会長(69)は「夏場でも花持ちが良い。爽やかな色合いを楽しんでもらえれば」と話した。

⇒日光市の戦場ヶ原で見頃 純白の花々がアーチのよう「今年は当たり年」

地図を開く 近くのニュース