群馬のバラ「素晴らしい」　世界の愛好家、研究者が中之条ガーデンズなど見学

世界各国のバラ愛好家や研究者が集まる「第20回世界バラ会議」のポストツアーの一行が5月27日、群馬県内を訪れた。中之条ガーデンズ（群馬県中之条町）を見学し、バラをはじめとする園内の植物を称賛した。

ツアーには英国や米国、イタリア、カナダ、豪州、ウルグアイの6カ国から研究者や庭園の管理者など約20人が参加。バラ育種家で、中之条ガーデンズのローズガーデンの植栽をデザインした河合伸志（たかし）さんが案内した。参加者からは「土壌のpHはどのくらいか」「暑さ対策は」などの専門的な質問が寄せられたほか、「米国西海岸で生まれたバラがここに植えられていて驚いた」「植物が健康に管理されていて素晴らしい」と笑顔で話し、写真を撮っていた。

世界バラ会議は広島県福山市で5月18～24日に開かれ、28の国・地域から参加者を迎えた。ツアーの一行は群馬県の敷島公園門倉テクノばら園（前橋市）も見学した。