<茨城・今週末のイベント>6月14日~15日 ■光圀が愛した庭園、アジサイ見頃

茨城新聞
2025年6月12日

茨城県内で今週末(6月14日~15日)に開催される主なイベントを紹介します。

 

☆雨引観音 あじさい祭(桜川)

古くから信仰を集めてきた雨引観音は、桜、ツツジ、牡丹、紫陽花などが咲き、花の名所としても知られている。
特に梅雨の時期に咲く紫陽花は人気。100種類5000株のあじさいが新緑に映え、境内を埋め尽くし見応えがある。見頃は例年6月上旬~7月中旬。

開催期間:~7月20日(日)
開催時間:8:30~17:00
会場:雨引観音(桜川市本木1 )
料金:入山料500円
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☆第51回水戸のあじさいまつり(水戸)

徳川光圀公が愛した庭と言われている「保和苑」で、あじさいの花が見ごろを迎える。
保和苑では西洋あじさいやがくあじさいなど約100種6000株が水戸八幡宮では山あじさいを中心に約60種5000株のあじさいが色鮮やかに咲き誇る。
初日のオープニングイベントや苑内のライトアップなど、期間中には様々なイベントも予定されている。

開催期間:6月7日(土)~29日(日)
開催時間:24時間入苑可
会場:保和苑(水戸市松本町13-19)
料金:無料
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☆第74回水郷潮来あやめまつり(潮来)

昭和27年から始まった歴史あるまつり。約500種100万株の紫・白・黄色の花菖蒲が早咲きから遅咲きまで、美しく咲き誇る。
また、水、土、日曜日には、水郷情緒あふれる「嫁入り舟」が行われ、会場は祝福で溢れる。期間中毎日、手漕ぎの「ろ舟遊覧」も楽しめる。

開催期間:~6月22日(日)
開催時間:終日入園自由
会場:水郷潮来あやめ園(潮来市あやめ1‐5)
料金:無料
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☆常陸平氏 -将門・清盛につながる一族-(水戸)

延暦13年(794)に平安京を開いた桓武天皇には多くの皇子がいた。次の天皇になれるのはそのうち一系統のみ。
他の系統は皇族から離れて平氏を名乗り地方に活路を見出した。
桓武平氏のうち、常陸に拠点を置いたのが常陸平氏。本企画展では、佐竹氏・小田氏よりも早く、広く常陸を治めた常陸平氏の歴史を通観する。
常陸国内各地に分立するなかで、それぞれの地域をつくっていった過程をみながら、常陸の中世を捉えていく。

開催期間:~6月22日(日)
開催時間:9:30~17:00(月曜休館)
会場:茨城県立歴史館(水戸市緑町2-1-15)
料金:入館料 一般390円(330円)、満70歳以上200円(170円)
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☆企画展「東海村所蔵作品稲村退三の油彩画展」(東海)
東海村が所蔵する稲村退三氏の油彩画20点を展示。1940年代から1990年代の晩年の大作まで、その筆致から作家の息遣いが聞こえてくるような作品を鑑賞できる。

開催期間:6月15日(日)~21日(土)
開催時間:10:00~18:00(最終日は14:00まで)
会場:東海ステーションギャラリー(東海村舟石川駅西1-1-1)
料金: 入場無料
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