群馬・高崎市街地を現代美術が彩る 「アートプロジェクト高崎2024」開催中

上毛新聞
2024年10月28日

群馬県高崎市の中心市街地に現代アートが溶け込む「アートプロジェクト高崎2024」(高崎アートインキュベーション推進会議主催)が12月1日まで開かれている。県内外から約40人の作家が参加し、普段とは一風変わった街並みを演出している。

10回目となる今回は「表現のダイバーシティ 限りなく広がる多彩なアート」をテーマとした。高崎駅西口周辺や高崎モントレー壁面、慈光通りなど27カ所に分散し、約40点の作品を展示している。

高崎高島屋と高崎オーパをつなぐ高崎駅西口のデッキでは、天井を見上げるとカラフルなネコの絵を楽しめ、高崎城址周辺には巨大なわらのゾウが登場。他に子どもが座って楽しめる木製の立体作品、長さ6メートルのバルーンバナナなども期間限定で展示する。今回は書家が初めて参加し、前衛書を出品した。

11月2、23、30日にアートパフォーマンスを行う。詳細はアートプロジェクト高崎2024のホームページ(http://taka-art.jp/2024/)へ。