欧州系白ワイン 銅賞 つくばワイナリー 茨城

茨城新聞
2024年9月28日

つくばワイナリー(茨城県つくば市北条)が、欧州系品種を対象にした「日本ワインコンクール2024」(日本ワイナリー協会主催)で銅賞を受賞した。同社としては初の入賞。

「欧州系品種 白」部門で銅賞を受賞したのは「ツイン ピークス ブラン2023」。コンクールは、国産ブドウを100%使うことが条件。同部門には今回219本が出品した。

「ツイン-」は、一昨年まではシャルドネ品種のみで醸造していたが、今回は栽培した「プティマンサン」「アルバリーニョ」品種もブレンドした。果実が完熟するのを見極め、一つずつ手摘みで収穫し、混ぜて醸造した。すっきりした味わいのシャルドネに、蜂蜜のような味わいや酸味、果実の香りが加わり複雑な風味を醸し出した。

同社は、2024年産でもプティマンサンなど2品種の収穫を増やす見込みで、ブレンドの味づくりを深化させていく考え。

同社は「ルージュワインの完成度も高めて、来年のコンクールに出品する予定」としている。

「ツイン-」は税込み4290円。