名刀「山姥切国広」と「本作長義」を同時展示 28年ぶり、栃木県足利市で実現へ

下野新聞
2024年9月2日

栃木県足利市は29日、市ゆかりの名刀で国指定重要文化財(重文)の「山姥切国広」と、同じく重文で山姥切国広の写しの元とされる「本作長義」の両刀を、来年2月8日から足利市美術館で開催する特別展で展示すると発表した。

山姥切国広

両刀の同時展示は1997年に東京国立博物館で開かれた「日本のかたな」展以来、28年ぶり。

本作長義

本作長義は南北朝時代の刀工・長義が鍛えた刀で、長さは71.2cm。安土桃山時代の刀工・堀川国広は、本作長義の写しとして山姥切国広を作刀したとされる。

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