茂宮かぼちゃPR 生産者、日立市長を表敬 7月半ばまで販売 茨城
茨城新聞
2024年6月28日
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茨城県日立市の地域ブランド認定品「茂宮かぼちゃ」が収穫期を迎え、茂宮特産物研究会や茂宮かぼちゃ塾の生産者らが26日、同市の小川春樹市長を表敬訪問、「甘くてホクホクのかぼちゃができた」とPRした。地元の直売所などで7月半ばごろまで販売される。
茂宮かぼちゃの品種は西洋カボチャの「錦芳香」。同市の久慈川と茂宮川の間の沖積土壌でミツバチ交配などによって丁寧に育て、甘みが強く、クリのような食感が特長となっている。かぼちゃは畑で完熟させてから収穫する。
研究会は同市茂宮地区の生産農家19軒で構成し、担い手育成を目的に市が昨年開講した同塾の塾生15人も活動している。
今年は天候に恵まれ雨が少なかったことから、同会の井上光子会長は「甘みも食感も良く、順調に育った」とアピール。小川市長は「日立が誇るかぼちゃ。たくさんできて何より」と語り、将来的な学校給食での提供について生産者と意見を交わした。
すでに同市大和田町のJA常陸みなみ直売所で販売が始まっている。