日光山輪王寺の“美しすぎる御朱印”に新作 大護摩堂に描かれた「大昇竜」切り絵に
下野新聞
2024年7月1日
世界遺産「日光の社寺」登録25周年を記念し、日光山輪王寺(栃木県日光市山内)は7月1日、大護摩堂御朱印所で、切り絵御朱印「大昇竜」の授与を始める。
大昇竜は大護摩堂の天井画で幅4メートル、長さ8メートル。国指定色彩保存選定技術保持者で、日光社寺文化財の保存や修理に半生を費やした吉原北宰さんの遺作となった。1998年の大護摩堂建立に合わせ2年半をかけて完成した。
授与される御朱印は大昇竜を切り絵で表現したもので大きさ縦16センチ、横22センチ。黒地に金色の昇り竜を生き生きと表現している。立体自立式フレーム付きで、飾ることもできる。
畠山慈朋執行(47)は「みなさんの願いを天界に届けてくださる竜。参拝の思い出にもなればいいですね」と話している。
初穂料1200円。来年3月末まで頒布するが、なくなり次第終了する。(問)日光山輪王寺0288・54・0531。
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