今年も完全予約制で「泣き相撲」 栃木県鹿沼市の生子神社で続く伝統行事、9月22日に

下野新聞
2024年6月30日

国選択無形民俗文化財「生子神社の泣き相撲」が9月22日、栃木県鹿沼市樅山町の生子神社で行われる。参加の申し込みを8月3日から受け付ける。完全予約制、先着1000人。

泣き相撲は「泣く子は育つ」ということわざにちなみ、子どもの健やかな成長を願う行事。社前に土俵を築き、赤ちゃんを東西の力士が抱きかかえて、元気な泣き声を競う。

⇒【動画あり】生子神社の「泣き相撲」その様子は?

午前9時~午後4時。1時間ごとに150人(午前9~10時は100人)を対象とする。

参加希望者は、8月3~5日は生子神社駐車場、同6日~9月15日は銀座1丁目の市観光協会(屋台のまち中央公園内)に設置する窓口で、5000円を添えて申し込む。電話申し込みや予約なしの当日参加は不可。定員になり次第締め切る。

生子神社の倉持和司氏子総代代表は「混雑緩和のため今年も時間別の完全予約制にした。不便をかけないよう取り組んでいく」と話している。

(問)鹿沼市観光協会0289・60・6070(原則月曜休み)。

地図を開く 近くのニュース