息合わせ最長72.1メートル 笠間、そばいなり寿司完成

茨城新聞
2017年2月5日

どれだけ長い「そばいなり寿司(ずし)」を作れるか挑戦する笠間市恒例のイベントが4日、笠間稲荷神社参道(同市笠間)で行われ、市民や参拝客など207人が参加し、過去最長となる72・1メートルのそばいなりを完成させた。

イベントは、いなり寿司で笠間の活性化を図る「笠間のいなり寿司いな吉会」など主催で、2007年から始まった。

今回は味付けした油揚げ千枚とゆでそば56キロ、キュウリ140本、卵焼きを用意。参加者は敷かれた巻きすの上に具材を置き、合図とともに、呼吸をぴったり合わせて巻いた。

所々切れそうになるも、全員で5秒間持ち上げることに辛うじて成功し、昨年の71・8メートルを0・3メートル上回る最長記録を達成。そばいなりは切り分けられ、それぞれ頬張りながら、満面の笑みがこぼれた。

坂東市から家族で参加した同市立七郷小2年、保田朋花(もか)さん(8)は「切れそうでドキドキしたけれど、成功してうれしかった。油揚げとそばの味が合っていておいしい」と声を弾ませた。

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