発酵食品の魅力PR 常陸太田 納豆やみそ試食販売
茨城新聞
2017年1月30日
常陸太田市中城町の市民交流センター(パルティホール)で29日、「常陸発酵食品フェスティバル」が開かれ、大勢の来場者が納豆や日本酒、みそなど多彩な発酵食品の魅力に触れた。
県北地域で盛んに生産されている発酵食品を生かし地域産業の活性化を図ろうと、2015年に県北の発酵食品メーカーや飲食店でつくった「常陸発酵食品ネットワーク」を中心とした実行委員会(田仲昭一委員長)が主催。
昨年に続き2度目の開催となった今回は、同ネットワークの参加企業など27団体が試食販売ブースを出店した。基調講演で宮城大の金内誠准教授がユーモアを交えながら発酵の仕組みを解説。日立市出身で、都内のレストランで総料理長を務める神保佳永さんが酒かすを使ったハンバーグとプリンの調理実演を行った。
しょうゆや納豆など、発酵食品の特長や製造法を学ぶ教室も開かれ、みそ造り教室では親子連れなどが蒸した大豆をつぶし、こうじや塩を混ぜ合わせるなどしてみそ造りを体験した。
田仲委員長は「地域の発酵食品を見直し、おいしさを改めて発見してもらえれば」と話した。
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