那須どうぶつ王国でジェンツーペンギンのひな一般公開 リスの森など新たに3施設もオープン
下野新聞
2023年7月15日
栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国は12日、ジェンツーペンギンのひな2羽をメディア向けに特別公開した。15日からペンギンビレッジで一般公開する。
ひなは6月20、21日に園内で生まれた。ともに性別不明で体長は約30センチ、体重は940グラムと860グラム。灰色のふさふさな産毛に覆われて愛くるしい。1日4回、魚のすり身などを食べ、3カ月程度で体長70~90センチの成鳥と同じくらいの大きさになるという。
飼育員の岸村由美さん(38)は「好奇心旺盛でいろいろな表情が見られると思う。一緒に成長を見守ってもらいたい」と話した。
同園は14日にオープンする三つの新施設なども特別公開。リスを放し飼いにする「リスの森」では、ニホンリス13匹が森のような空間で自由に暮らす様子を間近で見られる。
絶滅危惧種に指定されているミヤマオウム(ケア)の繁殖を目指して生息地の環境を再現した施設、同園初飼育となるサーバルキャットの展示場も同日から一般公開する。