花香る「啓蟄」サンシュユ見頃 壬生のわんぱく公園

下野新聞
2023年3月6日

壬生町国谷の「とちぎわんぱく公園」でミズキ科のサンシュユが見頃を迎え、蜜を求める虫たちがかれんな黄色い花の周りを飛び交っている。きょう6日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。

サンシュユは早春の花として知られ、別名アキサンゴとも呼ばれる。同園によると、花は例年並みの2月下旬ごろに開花。鮮やかな黄色い花から芳しい香りを漂わせている。

5日は前日より肌寒さを感じる陽気だったが、花の周囲で活発に飛び回るミツバチが見られた。

宇都宮市西川田町、パート従業員中村恭子(なかむらきょうこ)さん(58)は「虫が花に近寄っていく様子を眺めると、もう春が来たなと感じますね」と話した。