高崎駅に上野三碑 実物大レプリカ 記憶遺産候補をPR
上毛新聞
2016年4月2日
国連教育科学文化機関(ユネスコ)記憶遺産の国内候補となった「上野三碑」(山上碑、多胡碑、金井沢碑)をPRしようと、高崎市は30日、JR高崎駅のコンコースに上野三碑の実物大のレプリカを設置した。
同日午後に市職員らが設置作業を実施。コンコースの中央に三つの碑が姿を現すと、電車の乗降客や買い物客らが周囲に集まり、「上毛かるたの『昔を語る多胡の古碑』だね」などと話しながら興味深そうに見入っていた。上野三碑に関する説明パネルや、上信電鉄(0番線)へ誘導する案内板も設置した。
市は本年度、三碑それぞれの最寄り駅がある上信電鉄を利用する観光客が増加するとみて、高崎駅で鉄道利用客がスムーズに乗り換えできるよう、JRや上信電鉄の高崎駅構内各所に案内板を設置してきた。
市は「ぜひ現地を訪れて実物も見てほしい」と呼び掛けている。
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