栃木県がJRの「デスティネーションキャンペーン」対象地に 2018年4~6月、全国規模で観光PR

下野新聞
2016年3月31日

 県とJR東日本は30日、JRグループの大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン(DC)」を2018年4~6月に本県を対象地として実施すると発表した。

 同グループと地域が一体となって観光地をPRする全国規模のキャンペーンで、日光や那須など有名観光地にとどまらず、県内各地の魅力を発信し全域への観光誘客を目指す。

 同日、県庁で記者会見した福田富一(ふくだとみかず)知事は「本県には多くのお客さまを魅了する『本物』と言えるさまざまな観光資源がある。これらの魅力で多くのお客さまを引きつけ、呼び込み、おもてなしすることで観光立県とちぎづくりにつなげていきたい」と話した。

 DCは、JRグループ6社が関係自治体や観光業者など地域と連携し、年4回(地域)に分けて実施。対象地域の観光資源の「掘り起こし」と「磨き上げ」を行い、集中的な広告宣伝やプロモーション活動などで全国から観光誘客を図る。

 本県での開催はキャッチコピーを「やすらぎのとちぎ路」と銘打った1999年4~6月以来19年ぶり。

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