古河七福神に家内安全祈願 3500人、10寺社巡る
茨城新聞
2016年1月11日
今年一年の幸福を祈願する「第10回古河七福神めぐり」(古河市観光協会主催)が10日開かれ、JR古河駅西口周辺に点在する寺社など10カ所に祭られた七福神を巡る参拝者でにぎわった。好天に恵まれ、主催者によると昨年を約500人上回る約3500人が参加した。
同イベントは同駅を起点に毘沙門天、弁財天、大黒天、恵比寿、福禄寿、寿老人、布袋尊の七福神が祭られた寺社10カ所を巡る。道のりは約4・5キロ。古い街並みを楽しみながら歩数で約7千歩、2時間で歩くことができ、県内外から多くの参加者が集まった。同協会の野村久男会長(59)は「参加者に古河の良いところを散策してもらい、街の魅力を再発見してもらいたい」と狙いを話す。
同日、参拝者は午前9時20分ごろに同駅西口前をスタート。各寺社で参拝を済ませた後、押印台紙にスタンプを押した。各寺社の境内では商店街や自治会による餅や甘酒などの無料のもてなしも行われた。
秋葉神社(同市本町2丁目)の毘沙門天を訪れた同市尾崎、福島サヨさん(69)は五女の丸山くみ子さん(35)と2人で初参加。福島さんは「家内安全を祈った。一年無事に過ごせるのが一番」と話していた。
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