見事な包丁さばき、アンコウつるし切りに歓声 大洗ホテル
茨城新聞
2020年11月12日
大洗町磯浜町の大洗ホテルで毎日夕方、冬の味覚、アンコウのつるし切りが披露され、利用客から人気を集めている。
つるし切りは、利用客からの要望で1999年に始まった。11月から来年3月末までのシーズン中は午後5時半から毎日行われる。
同ホテルの加藤卓志調理長がアンコウの生態や部位を説明しながら、「七つ道具」と呼ばれるヒレ、皮、肝、胃袋などを切り分けていくと、見事な包丁さばきに会場からは拍手や歓声が起こった。
同ホテルでは、大鍋で豪快に作る「あんこう振る舞い鍋」など海の幸や山の幸が存分に楽しめるバイキング形式の食事が人気だが、新型コロナウイルスの感染拡大後は部屋食プランを新設した。
加藤調理長は「どぶ汁はもちろんだが、より安価な新メニューの堪能鍋もお薦め。いった生肝、割り下、野菜に、あんこうの七つ道具全てが入っている」と話していた。
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