茨城県鹿行地域の情報集約 サイト「鹿行ナビ」本格運用 観光やグルメ発信

茨城新聞
2020年6月24日

 鹿行地域の観光名所や特産品などを集約した情報サイト「鹿行ナビ」が開設され、6月中旬から本格運用が始まった。鹿行5市や観光協会がそれぞれ発信している情報を横断的にまとめることで、来訪者に従来より長く滞在してもらい、広域観光につなげるのが狙い。サイト運営の担当者は「地域住民にも地元の魅力を再発見してほしい」と呼び掛けている。
 
 運営主体は、観光による地域活性化を目指す「アントラーズホームタウンDMO(AHD)」と、鹿嶋市のコミュニティーFM局「エフエムかしま市民放送(FMかしま)」。
 
 同サイトでは、5市と各観光協会の担当者、地域おこし協力隊員が取材した鹿行の観光スポットやグルメ、イベントの情報を掲載していく。FMかしまの番組「鹿行ナビ」(毎週火曜日午前11時40分から)とも連携し、現地リポートの音声が聞けるだけでなく、映像や文章、写真でも閲覧できる。
 
 現在公開されている記事は、5市のふるさと納税の返礼品紹介やロケ地案内、「1日1組限定! 水郷旧家磯山邸を貸し切って古民家体験」などがある。
 
 同市地域おこし協力隊の佐藤侑奈さんは「(閲覧者に)実際に行ってみたいと思ってもらえる記事を書きたい」と意欲を示した。
 
 AHD事業部の炭田晃希さんは「旬な記事を上げていくので、定期的にのぞいてもらえれば」と呼び掛けた。
 
 サイトのURLは、https://rokko-navi.media/